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少しだけ

 
 
ほんの少しの恥ずかしいこと。
それだけでも、楽しめた日だってある。

駅で待ち合わせて、すぐに君にチョーカーを渡す。

「え、もう…?」

戸惑う君に微笑んで答える。
「そう、すぐ着けて」

「そこのトイレでブラ取っておいで」
「…はい」
「取ったブラは、カバンに入れないで、手で持ってここまで戻っておいで」
「…」
「わかった?」
「…はい」

君はほんの5メートル程度だけ離れたトイレに入る。
脱ぎやすい服装だったのか、
思ったより早く、君が出てきた。
手には薄いピンクのブラ。
ブラを持っている事がハッキリわかる。

でも、ほんの5メートルの距離で、
俺が待っているベンチにたどり着き、
きっと誰にも気付かれずにブラをカバンに入れる事ができた。

でも、君は顔を紅くし、軽く動揺している。

「さ、行こうか」

駅の東側にあるデパートに入り、薬局へ足を向ける。
1000円札を手渡しながらささやく。
「コンドーム買っておいで」

デパート内の薬局はなかばオープンスペースで、
誰も自分を見てなんかいない、と思っても、
きっと気配を感じてしまう。

君は、さっきよりも真っ赤な顔で、
紙袋を俺に手渡す。

俺は無造作に中身を取り出し、
コンドームをひとつ、封を切らずに君に手渡す。

「それ、手に持ったまま散歩しよう」

ほんの少しだけ、普通じゃないこと。
ブラをせずに、手の中にはコンドーム。
そのままでデパートを歩きまわる。

大胆なのかもしれない、でも、たったそれだけの事とも言える。

コンドームを持つ反対側、俺とつないだ手は汗べとだ。
たったこれだけの、ほんの少しの恥ずかしさ。
君の緊張とドキドキ感がてのひらに伝わる。

一通りデパート内を歩き、次は駅前の商店街を歩く。
さっきと同じように、手をつないで。

「みんな気付いてないんだろうね、君の手の中身も、ノーブラも」
「…」
「恥ずかしい?」
「…はい」

商店街を抜けるまで、君に色んな声をかけた。
「乳首の形、わかるんじゃないかなぁ、ね?」
「コンドーム、汗でべとべとだぞ?」

商店街を抜け、大きな病院に入る。
入院病棟の階段を上がり、
2人で男子トイレに入る。

toilet.jpg

コンドームを開封し、
ほんの少し恥ずかしい散歩で、
ヌルヌルになってしまった君の性器を、ゆっくりと犯す。

誰にもバレないように、ゆっくりゆっくり、
君の性器にペニスを出し入れする。

君の性器の中を、俺のペニスが犯してる。

2人とも無言で、ただ、ほんの少しだけ、
2人の性器が湿った音を出す…。


 
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