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鏡の前

2014年05月06日
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SM
 

2人の暮らしから遠く離れた駅。
知り合いに会う可能性はかなり低い。

それなりに大き目の駅だから、
人通りは少なくはないけれど、
だからこそみんな、他人に無関心だ。

太ももまで隠れる春物のコート。
ミニスカートもすっぽりと隠し、
コートの下から出た足は、
黒いストッキングにローファーだ。

ミニスカートの下にショーツははいていない。
そしてコートの中の上半身は裸だ。

そんな恰好で君は、命じられるままに、
駅の構内を端から端まで歩かされている。

これで三往復目だ。

堂々としていれば、誰も自分を見てはいない。
それに気付いたのだろう、
君は余裕を取り戻しているように見える。

最初の往復の時は、明らかに不審者の雰囲気だったのに、
恥ずかしがらない事をさせてもつまらない。
君を連れて、駅を出る。

大きな公園に続く商店街。
コートの胸元を少し大きく開けさせて、
手をつないで歩く。

そして、意味もなく、色んな店に入る。

「この靴、試着させてもらって」
「…え」
「ほら、あそこの店員に声かけよう」

俺が指差した先にいるのは、高校生のバイトかも、
と思わせるくらい若い女の子。
君がこういう時に強く恥じらうのは、
同性と接触する時だ。

「…すみません、これ、履いてみていいですか?」

君の声には明らかな緊張があり、
俺は内心で微笑む。

ゲームセンターでは、プリクラで自分の姿を確認させる。
プリクラそのものは露出していないコートのままだけど、
その撮影までには、何度も自分の姿を確認させる。

書店を見つけた。

「別々に入ろう」
「え?」
「俺が先に入るから、2分くらいしたら入っておいで」
「え、…はい」
「俺が立ち読みしてる隣においで、他人のフリでね」

そしてアダルトコーナーの前で君を待つ。
すぐに君が俺の左に並んだ。
さりげなく顔を確認すると、明らかに動揺している。

素人さんの投稿がメインの、小さな雑誌を君に持たせる。

「後ろに着いて行くから、これ買うんだよ」

覚悟が決まっていたのか、君は素直にうなずく。

君が雑誌を購入し、
その後で俺はレジで売っているガムを買い、書店を出た。

その雑誌を片手に、反対の手をつないで駅に戻る。
君の手のひらはじっとりと汗ばんでいる。

そっと耳元でつぶやく。
「君は、もうすっかり変態女になっちゃったよね」


駅裏に見つけたラブホに入り、
鏡の前で君を犯す。



 
mirror.jpg


「鏡の自分の目を見て、今日自分がした事を、説明してごらん」

君は、途切れ途切れに声を出す。

「コートの、した、はだか、で…」
「乳首は立ってたの?」
「…た、たって、ました」
「変態だよね?」
「あ、あ、はい」

君が感じているかどうかわからない。
ただそんな会話をしながら、
鏡の前で君を犯す。

俺達はふたりとも変態だと思う。
だけど、君の性器は驚くほどヌルヌルだし、
俺の性器もとても固くなる。

「目をそらさないで」
「は、はい」
「変態女が映ってるよね?」
「ぅあ、はい…」

つながった性器から、くちゅくちゅと淫靡な音がする。

鏡の中の君は、どこを見ているのかよくわからない顔になる。

別れたかったはずなのに、
何故だかまた君を好きになっている気がした。

くちゅくちゅという音が、大きくなる…。





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憂
Posted by 憂
SM的世界で息抜きする
40代半ばの既婚者
家族が何よりの宝物
歪んだ性癖持ち
現在パートナー募集中…

福岡県北九州市在住
176cm 69kg 非喫煙者

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