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普通の読書日記 辻村深月 「太陽の坐る場所」

2014年04月17日
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読書

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辻村深月さん 「太陽の坐る場所」

東京と隣接しているF県。
その高校を卒業して10年の、28歳の彼ら。
それぞれが、それぞれの現実と物語の中で生きる。

10代中頃から後半にかけての、
青臭くて瑞々しい感情、
醜くて容赦の無い悪意。

高校卒業から10年後のそれぞれの葛藤や、
それぞれの事情、想い、生き方。
そして、クラス会。

東京で女優として成功した同級生、
銀行員として懸命に働く同級生、
地元のTV局でアナウンサーとして活躍する同級生、
平凡な男と家庭を作り、穏やかに生きる同級生、
映画の配給会社で働く同級生…。

そういった人やものを通して、
痛々しい心情が描き出される。

人の暗い部分を引っ張り出し、さらけ出す。

だけど、希望も垣間見せる。


きっとこれも、女性の方が共感が深いだろうな、
そう思わせる小説です。

読む人の過去の経験によっては、
かなりキツイ小説なのかもしれません。
だけど、いい小説です。

他の辻村さんの作品同様に、オススメ度は高いです。




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憂
Posted by 憂
SM的世界で息抜きする
40代半ばの既婚者
家族が何よりの宝物
歪んだ性癖持ち
現在パートナー募集中…

福岡県北九州市在住
176cm 69kg 非喫煙者

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