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手のひらの温度


 
またきっと、年齢を感じる焼けた肌の俺の手が、
その白く若い肌に触れる。

ゆっくりと、丁寧に、
その肌のすべてに手指をすべらせる。

全裸なのは、君だけだ。

俺にとって2人目で、今のところ最後のペットM女子。
君はそうやって身体中を触れられるのが好きだった。

少しも激しくない時間。
なのに、君の心はざわざわしていたらしい。

掴まれたり、
揉まれたり、
指先でつままれたり、
叩かれたり、
舐め回されたり、
そんな事とはまた違う、ぞくっとする感覚なんだと、
君は小さな声で告白する。

「時々、最初にちゃんと意識するんです・・・」
「なにを?」

「ご主人様はとても年上で、異常な変態男なんだって」
「そう、まぁ確かに変態やもんね、俺は」

「普通じゃない人から、触られるんだって」
「うん」

「絶対触られたくない、嫌だって言い聞かせるんです、自分に」
「そんな風には見えないけどね」

「でも、そう思う事にしてるんです」
「ん、それで?」

「でも、逆らえない、触られちゃう、いやだ、って思ってると」
「うん」

「ご主人様が腕とか、腿とか、頬に触れた時」
「うん」

「本当に本当に嫌で、ゾッとするんです」
「いい事だね、それ、楽しいやん」
「はい」

「それから?」
「鳥肌が立つくらい嫌なのに、すごく、興奮するんです」
「なるほどね、そうか」

「そしたら、すぐに嫌悪感が消えちゃって」
「うん」

「ご主人様の手で全部いじられたくなります」
「全部?」

「はい、手や指が届くとこ、ぜんぶ」
「おまんこの中や、口の中も?」
「…そうです」

「じゃ今も、俺に触られたくないって言い聞かせてるの?」
「そうです、今、ご主人様とは思ってません」

「じゃぁ、どんな相手だと思ってるの?」
「…全然知らない、気持ち悪い男だって…」

「でも、そんな男の言いなりで、ついさっき全裸になったじゃないか」
「…だって、逆らえない立場なんです、から」

「なんだか、面白いね。」
「…」

「ほら、汚い男が、触れるよ?」
「あ…」

俺はてのひらを、君のへその辺りにそっと当てる。
確かに君の反応は、俺の手を嫌悪しているようだ。

生温かい俺の体温が、君の肌を犯す。

touch 3


そのまま、俺は君の性器の方へ手を滑らせる。
君は足をぎゅっと閉じ、おびえた目を俺に向ける。

目が合うと、その君の唇がほんの少し開く。
そこに、俺は自分の舌を差しこんでいく。
長く唾液を吸い合うようなキスが終わると、君は言った。

「ご主人様の手のひらが、あったかくて、気持ち、悪い」
「気持ち悪いのか?」
「…だから、もっと、触って下さい…」

俺はゆっくりと、君を床に押し倒す…。

 

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